ここ十数年で日本中に広まりつつあるブルーベリー栽培。ブルーベリーよりも甘い果実はたくさんありますが。その人気の秘密はなんといっても健康機能性食品であることや、様々な加工が可能だということに尽きます。
ブルーベリーといっても、大きく分けると「ハイブッシュ系」「ラビットアイ系」「ローブッシュ系」に分かれます。
夢農場では九州であることや、葡萄の作業との関連を考慮し、ラビットアイ系の樹を多く植えました。
我が園の品種は、テイフブルー、ウッダード、ブライトウェル、ホームベル、オザークブルー、オースチンの計6種です。
(この他にも色々と試験栽培はしています。)
テイフ・ブルー
(クララ×エセル)
ご存知、ラビットアイ系の定番選手、テ
イフブルー。ラビットアイ系の標準品種とい
われ、世界各国で最も広く栽培されている
。
(1955年発表)古い品種ですが、常に
高い評価を受ける優等生。種子のざらざら
感も少なく、樹上で十分に完熟させると非
常に甘くて美味しいです。
ウッダード
(キャラウエイ×エセル)
こちらもラビットアイ御三家と言われる品
種の中の一つウッダード。なかなかに大粒
で甘い品種です。1960年発表の古い品種。
収穫期はテイフブルーよりも少し早い。
ブライトウエル
(テイフブルー×メンデイトー)
ブルーベリー好きな人には大変評判のよい
品種。味良し,形良し。欠点はあまりありま
せん。個人的にも好きです。
ブライトウエル。1981年発表。
ホームベル
(マイヤーズ×ブラックジャイアンツ)
御三家の一つ。ホームベル。こちらも1955年
発表の古い品種。古い品種がまずくて優れていな
いということはありません。オタクには評判が悪
い品種ですが、私はこの中では一番好きな味です。
甘いです。
オースチン
(ウッダード×ガーデンブルー×ブライトウェル)
1996年に発表の比較的新しい品種。
園主お薦めの逸品。酸も少なく美味しいです。ウッダードとブライトウェルが血に入っているのもうなずけます
オザークブルー
(G-144×FL64-76)
1996年に発表の比較的新しい品種。
実は明るい青でラビットアイ系の中では大
粒です。大粒の為仕上がりに時間がかかり
ますが、酸が抜けると正に美味です。
我が園では唯一サザンハイブッシュ系。
一番最初に熟します。
その他多くの品種を試作しています。
量産体制が出来次第ご報告いたします。