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2023・

 去る12月11日~12日、ブドウ協会の令和5年度総会が遠賀郡は「杜の七種」にて行われました。今年は30数名の参加です。
 今年の総会時の講演は近畿大学付属農場 佐藤 明彦教授より、シャインマスカットの育種の背景や後世代の品種の展望についてご講義頂きました。
 シャインマスカット1強ともいえる時代の背景や問題点について詳しく解説いただきました。なるほどなるほど~~そういうことですね~~(@^^)/~~~
 昼間の日程が終了しますと、お待ちかね??の夕食の始まりです。今年はなんか雰囲気違う・・・。晩さん会みたいでスーツ要るかも??
 ホレ出た~~~\(◎o◎)/!真鯛に、巨大ヒラメに、ヒラスだったかな??名物の超豪華刺身の盛り合わせ~~~\(◎o◎)/!皆さん撮影タイムの始まり~始まり~\(◎o◎)/!

 え?こ~んな贅沢いいのか?って?いい~んです!み~んな1年間必死に頑張ったんですから。ご褒美なんです。
 な~んでこんなに盛り上がるんでしょうかね。みんなバラバラの地域に住んでいるのに。これ2次会ですよ。このあと3次会です。その後ご就寝。盛り上がりすぎてそのまま寝てそのまま起きてご帰宅です。皆さん着替えましょうヽ(^o^)丿
 しゃべるのに夢中で着替える暇なんてありゃーせん。それほど、葡萄栽培は大変で面白いッて感じですかね♪


2023・
 23年度の西日本支部・品評会が8月22日、福岡市西区今宿にて開催されました。コロナ禍もようやく収束傾向を見せたことから、今年は例年以上の出品とpなりました。
 ど、どれを食べても美味しい\(◎o◎)/!いまを時めく新品種の数々。。。審査の他にも新品種の情報交換の場として貴重な時間です。
 品評会はシャインマスカットの部、雄宝の部、などいくつかの部門に分かれます。
私は、その他のブドウの部(様々な品種の出品)でゴールドフィンガーを出品。見事『金賞』に輝きましたよ~~~\(◎o◎)/!外観はスタッフの皆さんのお陰様。味は私のお蔭様。パチパチ~。来年もスタッフの皆さん頑張りますよ~~(@^^)/~~~
2022・
こーんな猛暑になる少し前の7月12~13日、ブドウ協会西日本支部の夏季研修がありました。今回の会場は宮崎県・鹿児島県の会員の皆さんの園です。TOPバッターは宮崎県の小林市のIさんの園からです。立派でたわわなシャインマスカットがたくさんでした。
 今回は全部で2日間で6件をまわる強行軍。各地各様の栽培面積、労働条件、経営の形態があり勉強になりました。時代はシャインマスカットの時代。世界中でシャインマスカットです。今年は史上まれに見る梅雨明けの早さでしたね。急な日射でどこの園もブドウの実に痛みがチラホラ。
 プロの集まりですからね。技術の話には花が咲きます。熱心な協議がなされますよ。ハイ
 Mさんのピオーネ、最近は研修の中心はシャインマスカット中心になりがち。黒い葡萄、逆に新鮮です。
お、美味しそうですね~~~\(◎o◎)/!
 2日目は、観光ブドウ園を2件視察です。いきなりウチとは違う風景が・・・・広~~い。羨ましい~~~いい\(◎o◎)/!
 どこから切っても管理の行き届いたOさんの園。あ、シャインマスカットの着ぐるみではないですよ(*^-^*)
 超肥大したシャインの粒。これぞ正社員でスーパーシャイン。写真では表現できませんねー
 最後は出水市のKさんの園。事情で早く帰らなければいけなかったもので、直売所しか見学できませんでしたが素晴らしい\(◎o◎)/!今回は巨大観光農園が多く、小規模なウチの園にそのまま当てはめることは出来ませんがヒントは沢山いただけました。よし!小規模園には小規模園のよさがあるはずです。
ホスト役の現地の皆さん、ありがとうございます!
2022・5月・井川ブドウ協会・
公式ホームページ
つ、ついに出来ました。井川ブドウ協会公式ホームページ\(◎o◎)/!
結構長くかかりましたが、まあまこんな感じかな??出来映えは?まあまあこんな感じかな?井川ブドウ協会は私のホームページでは「西日本支部」の紹介しかしてきませんでしたが、本来は全国組織。
 東日本と西日本の葡萄栽培を実践している人たちの奮闘の様子を伝えらえられれば\(◎o◎)/!
葡萄栽培に興味を持っている方々、ぜひぜひおいで下さい。
井川ブドウ協会・公式ホームページ
2021・12月・第44回総会
年の瀬も迫った12月7日。福岡県は遠賀郡「ぶどうの樹」内の三つ星ホテル「杜の七種」にて、第44回井川ブドウ協会西日本支部の総会がとりおこなわれました。コロナ禍に「もかかわらず、会員の皆さんも随分と増えました。
 まずは経営コンサルタントの高津佐 和弘氏による記念講演 「儲かる農家経営について」

一言でいうと、大変勉強になりました。まずは農業がいかに儲からないかを解りやすく教えて頂きました。
フムフムなるほど、そりゃ~儲からんわ~。それからどうすれば儲かるようになるのかを解説して頂きました。なるほどそうすれば良いのね~♪

わかりました\(◎o◎)/!来年から「ファン」を増やします\(◎o◎)/!

エッ?どうすればよいのかって?グッフッフそれはおそえませ~~んっとぉ(@^^)/~~~
続いて資材説明会。栽培資材からギフトの資材まで色んな商材が並びます。時代はドンドン変わっていきます。お客様の好みもね。。
適応しなくては恐竜みたいになりますから勉強勉強\(◎o◎)/!
ささ、しっかり勉強した暁にはちゃんとご褒美が💛
1年間しこたま頑張ったんだものね。これくらいの贅沢は仕方がない。ワッハッハ。
え?チョットした結婚式レベルですよ~。あ~ウマイ\(◎o◎)/!
 このホテル おもてなしに関しては評価がすこぶる高く、12月は空室はありません。ちなみに社長さんがブドウ協会の会員でございます。
 決して安くはないのですがそれ以上の、期待以上の何かが必ずあるので決して割高ではございません。むしろ安いと感じるかも・・・。
こんな商売をしていかなくてはいけませんな~~~~。ヒック
 翌日は有志で、最近この会社が始められたワイナリーの見学です。恐ろしい完成度です。
初めてチャレンジする事業にはあり得ない完成度・・・。出るのはため息ばかり。上昇気流の真っただ中で、パワーやヒラメキ、そして幸福の好循環に包まれているグラノ24K(この会社名)。
従業員さんもここで働けていることに幸せと誇りを感じていることが伝わってきます。

こうでなくっちゃねーウチも。規模はゾウとノミ位違うけどね。ここのエネルギーに触れ、ブドウ協会員さんの
エネルギーに触れ、冷めかけた私の心は再び燃え始めるのでした。良い総会でした。
2021・
 良い天気が続きました。4月18日。井川ブドウ協会西日本支部の春期研修会が熊本県は宇城市にて開催されました。最近は会員数も随分と増え。また観光農園からのご参加とメンバーも多様になってきております。
 産地の部会並みへと成長した我がブドウ協会、各地の英知を結集し、ひときわ光る葡萄を作ろうではありませんか\(◎o◎)/!。
 早速園地視察へ。。たわわに実るシャインマスカットの赤ちゃん。とても良好な樹勢&房型です。
 九州各地の猛者の皆さんから活発なご意見ご質問が乱れ飛びます。
 なるほど、な~るほどフムフム。なるほどね~ヽ(^o^)丿メチャ勉強になります。この後、接ぎ木の勉強を真剣に行い、研修会は散会いたしました。みなさんこれからすごい葡萄を作るハズ\(◎o◎)/!負けてらんねーゾイ(@^^)/~~~
2019・ 
 7月18~19日にかけて、ブドウ協会の夏季研修が佐賀・長崎で開催されました。佐賀・長崎班の班長は他でもないこの私です。九州・山口から約30名ものプロの葡萄農家がやってきましたよ\(◎o◎)/!
 ひょえ~、トップバッターが我が農場。
 前回の長崎の担当から約4年。少しは進歩したのかな??「ピオーネ」「黄華」「黄玉」「シャイン」「種無し巨峰」を見て頂きましたが、あまり怒られずに済みました(苦笑)セ~~~フ?
 今回は台風の近づく中の開催となりましたが、なんとか台風はクリア。しかし暑かった~\(◎o◎)/!
佐賀・長崎班の皆さんもこの日を目指して技術を磨きました。
 シャインマスカット?ではありません。何の品種かって?フ~ホッホッホ(*^^)vあ、私のではありません、大先輩のです。
 袋や、傘紙の色でも着色が違う・・・。ちょこっとのことですが、そこで「差」がつくんですよねー。思い切り研究対象です。何の品種かって??フフフフ・・・・。
 こ、これは黛ジュン。いや違う五月みどりか??違いますな。ライターではなく「UFO」というとっても大きな粒の葡萄です(^^♪
 ここは伊万里のシャインマスカットのおとぎの国
でございます\(◎o◎)/!
我が葡萄協会の中でも、粒の大きさ、房の大きさ全て規格外。堂々の1位でしょう。Hさんのシャインマスカット。夢を見ているかのような光景なんです。いかんいかん、房がみんなお札に見えてくる~。
この大きさ、写真では全く表現できてません。残念です。
 う~む。一言・・・。頑張らねば。マックスパワーで頑張ってきたつもりでも、ま~だま~だ勉強不足努力不足。
これからも癒しと成り得る葡萄、目指します。ではまた\(◎o◎)/!
2019・ 
4月20日、ブドウ協会の春の研修が行われました。今回は大牟田の会員さんの園2か所。ひろ~い畑には開花を迎えた葡萄たちが甘い香りを漂わせています。
 ま、我々葡萄農家にとっては、背筋の凍るような臨戦態勢を意味する香りなんですがネ(苦笑)
2か所とも、栽培者の熱意や工夫が伝わってきてとも良い研修になりました。

とにもかくにもこの春の研修、参加者が九州各地か約50人\(◎o◎)/!こ、これは大盛り上がり・・この勢いのまま夏の研修でウチの園に来られたらフジカしいではなく恥ずかしい\(◎o◎)/!

頑張って皆さんをガッカリさせないように頑張りましょうぞ。ささ、草刈り開始\(◎o◎)/!

2018・
1月某日、2018年度のブドウ協会の総会が行われました。
今年は役員改選で長らく頑張ってこられた会長と事務局長が新役員と交代されました。ご苦労様でした。また新会長、事務局長よろしくお願いしますネ♪

 さて今回の総会は目玉が一つ。岡山から葡萄の「育種」に人生をかけられてる、林ブドウ研究所・所長の林慎吾さんをお迎えして葡萄業界における「育種」の必要性や重要性を講義して頂きました。

 林さんは秋口に「マツコの知らない世界」にも出演されて葡萄の紹介をしていたので、覚えられてる方も多いかと思います。テレビでは優しい印象を受けましたが、「マスカット・ジパング」という葡萄を作られた、有名な方なのですよ。

 「育種」つまり葡萄の新しい品種を作るというのは、気の遠くなるような細々した作業を延々と続け、やっと出来るとても過酷な仕事です。林さんは、現在シャインマスカット一辺倒の日本の葡萄業界の将来を憂い国の機関でもなく、民間で日々研鑽を続けておられます。

 いやいや、すごい人だ。テレビでもおっしゃっていましたが、シーズンには毎日5キロの葡萄を食べる(味見)のはホントらしいですよ\(◎o◎)/!脂肪肝に気を付けましょう。私は1キロくらいは食べてますが脂肪肝・・・・(@^^)/~~~

う~む、またまた刺激を受けてしまった。
最後に面白くも、夫婦愛にあふれた奥様のツイッターもご紹介して今回のご報告を終わりましょう。
  林ぶどう研究所 林慎吾 嫁
2018・
018年今年の夏季研修は、日田~天ヶ瀬~浮羽~福岡市と、九州のフルーツ王国の横断旅行とあいなりました。
最初に訪れたのは「日田」日田杉で有名なご当地ですが、何しろ暑い\(◎o◎)/!九州でもトップクラスの高温地帯です。
長崎は九州では意外に海洋県なせいでしょうか??天気予報上35度の日は九州では少ない方です。
 汗をダラダラかきながらの研修ですが皆さん必死。他人の販売直前の葡萄はとても貴重な情報の宝庫。とても勉強になります。

 夏季研修の担当県の皆さんは冬から、この夏季研修を目指し、しのぎを削り技を磨きます。九州各県から数十人が訪れ良い葡萄も、悪い葡萄もさらされます。とても緊張します。

エ?なんでチミが緊張するの?ってか?

そうです。長崎は来年の担当県なんです。
とにかく担当県の皆さん、本当にご苦労様でした。大変勉強になりました。


一生懸命画像を加工したのですが・・バレバレですね。
ゴメンね、Tさん(#^.^#)
Tさんが持っているのはハンドマイク。
今年度から協会?で採用された、説明する人が使用を義務付けられたもの。どんなつぶやきでも拾っちゃう
困りもの??\(◎o◎)/!自分の意見や考えは自信を持って発言いたしましょう\(◎o◎)/!
夜は、西日本豪雨で大変な被害を受けた「朝倉」を臨む高台にある「平成ビューホテル」大分自動車道を通ると避けては通れないほど目立つホテルです。
ここのロビーからは、浮羽や杷木、朝倉の街を望めます。とても標高が高くいい眺め。ここから眺める景色はとても田園地帯で涼しく見えます。

実際は??メッチャ暑い(*´▽`*)

眼下に拡がるこの風景の下、たくさんの農家がしのぎを削っているんですねえ。

よっしゃ、わたしも頑張るぞい!
2018・2・26~28
 全国で厳しい寒さが吹き荒れた2018年2月末。私が所属する「井川ブドウ協会」は、記念すべき「第40回記念総会」迎えることとなりました。
 10年ごとに東日本支部と西日本支部は、合同総会を開催する事になっています。今回は私も思い切って参加し、日本の葡萄業界を支える皆様と交流を深めてまいりました。
群馬県、長野県を舞台に2月26日から2泊3日で行われた今回の総会。以下はご報告です。
久しぶりの飛行機&東京~群馬でした。東京でも全く緊張し
ません。20代ならドキドキしてたかも。新幹線も5年ぶり?くらいかな。いやはや何とか群馬は伊保温泉に着きました。早速総会へ・・
総会が終わると定番のご宴会。今回は記念大会とあって、秋田、群馬、長野、その他色んな県の皆さん、そして我々九州勢と大変にぎやかな会になりました。初対面でも葡萄作り同士は、すぐ仲良しになれます。

それほど葡萄栽培は難しく、大変で話題に事欠きません。
      (写真は2日目のもの)
翌日は、群馬の伊香保から世界遺産の富岡製糸場を社会見学し、それから浅間山を臨む長野県は東御市へ舞台を移し、数か所を研修しました。
 群馬も長野も黒ボク土と言われる土地で、雑草があまり生えていないのが印象的でした。
 冬の間も九州の土地の表土は草で覆われています。黒ボク土は、草は生えていなくとも痩せている訳ではなく、萄はかなり強勢に育つとのことです。
 しかも夏の夜は涼しく、着色系の果物は鮮やかに着色します。羨ましいなあ・・九州の夏の夜はモワ~としてます
 最終日は、東御を後にして善光寺を��足早に観光し九州勢は2泊3日の研修旅行を終えたのでした。富岡製糸場や善光寺のお話は、「農夫の独り言」にて公開します。
 今回の研修を企画してくださった東日本の執行部の皆さん、本当にご苦労様でした。またありがとうございました。
そして東日本の栽培家の皆さんいつの日かまた会いましょう。その日までどうかお元気で
\(◎o◎)/!

2017
 平成29年度、最初の研修は福岡市西区の、西日本支部の支部長、吉積ブドウ園にて行われました。今回の研修テーマは、『花穂の切り方』。私たち葡萄農家は微妙に、花穂の切り方が変わっています。。
 観光農園や農協出荷主体等、経営の形態の違いで、葡萄は300グラムから1キロ超えまで変えることが出来ます。
花穂の切り方ひとつです。過去何回も議論しつくされたこのテーマなのですが、今一度おさらいもかねて勉強してみましょう。
 各人それぞれで面白い\(◎o◎)/!似ているようでみな違う。う~むこれは武道の流派に似ていますね。
素人目には大差はないように見えますが違うんです。奥が深い・・・・・。

2016
 平成28年度、井川ブドウ協会西日本支部の総会が12月11日に遠賀郡は夜は八幡屋旅館にて行われました。会は滞りなく行われ、また福岡の果樹試験場の先生より『育種』に関する記念講演が行われました。
 遺伝子と着色に関する興味深い研究の数々。勉強になりました。また、理に反することを努力でカバーするのは大変なんだなと改めて痛感。自然には敵わない・・その通り
 また翌日には、青年部の研修として大分県は、安心院に舞台を移し、3人の農業者が興した会社、『ドリームファーマーズ』を視察。
 主に、葡萄、ミカンのドライフルーツを製造販売する傍ら、最近では婚活活動やカフェバー経営と多角化を進める新進気鋭のグループです。
会社の前に拡がるのは、県の補助を受け造成したワイン用葡萄畑。羨ましい・・・の一言。
 ここの会社の特徴は、3人がそれぞれ自営の農場を持っていてそれぞれの仕事は尊重しながら、無理をせずに経営体を成立させていること。
 なるほど、これならボクにもできるかも。
 そんな簡単にいくわけはないですね。どの道もすさまじい努力の結晶のはずです。いつもながら大変勉強になりました。
2015
 平成27年度青年部の研修は12月10日、大分県は竹田市にて開催されました。
 今年の9月に「人生の楽園」で紹介された「高倉ぶどう園」を経営されている高倉夫妻を訪ねました。
高倉ご夫妻は、ワイン造りをするために脱サラ、就農。そして出来たワインをお客様にふるまうため、農家民泊を始められました。そんなご夫妻を青年部のワイン好き好き連合は訪ねてきました。
 (この日あいにくの雨天。写真はほとんど撮れなかった為、高倉ぶどう園HP、及び人生の楽園より拝借させて頂きました。)
 ※高倉ぶどう園の詳しい情報はこちら
              高倉ぶどう園


 敬土庵(けいどあん)と読みます。ご夫妻 の土に対する想いが詰まった言葉です。農家民泊のお店の屋号として使われています。
これが、ワイン造りで使用している葡萄。
その名も「小公子」。山葡萄の系列です
 ご夫妻は「小公子」に強い思い入れを持っておられ、大切に育てておられます。
 酸味、糖度、渋み等ワインの必須要件を全て高濃度で併せ持った葡萄です。
 この房の中から痛んだ粒を取り除くのだとか・・。「除梗」呼ばれるこの作業。メチャ疲れるらしいです。私も葡萄農家。わかります。大変根気のいる作業なはず。ブルーベリーも似た作業があります。

 テレビで見る、ヨーロッパの大量生産のワイナリーではとにかく大量に一挙に相当な量を桶にぶち込んでいたので、えらい違いです。
 高倉ぶどう園は、「どぶろく特区」の認証を得たものの、自家醸造であり、出来たワインは販売が出来ません。
(販売には年間2000リットルの醸造が必要)量が大量でない分、気持ちを込めて醸造できます。
 出来上がったワイン。最近ワインブームが訪れている私。メルローやカベルネ・ソービニオンを善しとし、酸味ばかりが気になる山葡萄系はあまり・・・

だったのですが、こりゃまた\(◎o◎)/!
ウマイ\(◎o◎)/!

 酸はもちろんありますが、ご主人がおっしゃる通り、フルボデイでありながら、糖度高くフルーテイで、僕が大好きな渋みがたおやかに含まれ、私の好きなタイプでした。

香りもメチャ良く、書いてる今でも思いだします。
 このラベルもセンス良くキマっています。
ワインの醸造に関する技術上の知識や、法律に関する事、様々な苦労等を拝聴いたしました。
これは、本気でワインを愛していないと足を踏み出せない世界ですね。

生半可に考えていました。今ある売れ残りの生食加工用の葡萄を醸造所に運び込むワインとはコンセプトがまるで違います。

高倉さんホントにいいものに触れさせて頂きました。ありがとうございました。
 ハイこちらは、久住高原にある久住ワイナリー。メルローはもちろん、ピノノワール、山葡萄、シャルドネ等、隣接するワイナリーで醸造します。

美味しいチーズのおつまみやソーセージ等も売っており、観光の名所となっています。
 こちらが隣接する、垣根仕立てのブドウ園。ムムこれは、まるで長野の玉村氏の葡萄園を見ているようです。美しい・・。
 パッと見、わかりませんが、房の上だけをビニール被覆るタイプです。
2015
 平27年度の総会が遠賀郡の八幡屋旅館で行われました
。今回は総会はもちろんの事、スペシャルゲストとして今、葡萄業界の中で「時」の人、山梨県は笛吹市の『笛吹葡萄倶楽部』奴白代表と、秋山事務局長を迎え、剪定講習が開かれました。
 奴白氏は「ロケット整枝法」を考案され好成績を収めている第一人者。今回、我が葡萄協会のために遠路はるばる九州までおいでいただきました。
 また実際にこの整枝方法の技術を熱心に直伝していただきました。大変貴重なご講義ありがとうございました。
 早速ある品種において、実践していきます。その品種とは、フッフッフ・・・。
 さ、さ、第二部の開始です。この永遠とも思われるこの二部の研修。最後のグループは朝の4時半まで開かれたとか開かれなかったとか・・・

来年もよい葡萄が採れるに違いない⁉
2015
平成27年度夏季研修が福岡と熊本をまたにかけ開催されました。九州を代表する農業県である両県。素晴らしい葡萄の数々でした。
これは福岡県で育種された○○ナンジャラです(笑)
企業秘密です。
 今回の夏季研修で拝見した葡萄の多くは、ポストシャインマスカットであったり、「赤系」のニューヒーローであったりしますもので・・・。ヒ・ミ・ツ?
今回も九州山口から猛者たちが参戦。各地の情報交換に花を咲かせました。勉強になりました。良い研修会でした。
2014
平成26年度のブドウ協会の総会が、ブドウ協会のお馴染みの宿、福岡は遠賀郡にあります、『八幡屋満海の湯』にて開催されました。
 総会とは言いましても、総会は3分の1位。その後の多くの時間を「研修」が占めます。 今年の目玉は、育種で有名な志村富男先生の講演でした。

現在は「シャインマスカット」が全盛の時代に突入し、今後も続くでしょうが、我々は早くも次の時代へ向け品種を選別しなければなりません。大変勉強になりました・。
 夜は、酒の飲みの時間が大半を占めます。そうですよね?タコさん。タコさんもそう言っています。
大変美味しかったです。ありがとうございました。社長。
 最近というか前からですが、我が協会ではワインがひそかにブーム。今後は我々プロが作るワインも登場するかも知れませんよ・・・・。フフフ・・・。秘密です。
2014
 平成26年夏の研修はついにここ長崎で開催されました。私の園を皮切りに1日目に3園。2日目に2園を視察・研修しました。今回は私の園は写真撮ってません。
なにせ私の園は雨にたたられカメラ出せませんでした。近日中に「農夫の独り言」のコーナーで紹介しましょう。
 今年の研修も九州・山口から30名の参加をしていただき、盛んに情報交換が交わされました。
 ご覧の「伊豆錦」は大先輩の「世界のブドウ」でお馴染みの西海市のTさんのもの。長崎で種無しぶどうの先駆者と言えるでしょう。いつも相談にのっていただいております。先輩、ありがとうございます
 こちらは伊万里のHさんのシャインマスカット。ブドウを始めてまだ10年未満なのに、こ、こ、これは凄い凄すぎます~~。
写真のシャインはなんとまだ小さい方。これ以上の房を掲載すると私のシャインが売れなくなるのでやめときます(笑)
 こちら最近この世にデビューした、子ヤギさんたち。なんとまあ可愛い兄弟でしょう。落ちてる梨を美味しそうにムシャムシャ食べてました。

 やはりプロが認めるプロの品物に接すると目からウロコ」で、まだまだ自分の未熟さを痛感します。頑張ります!
2014
 平成26年最初の春の研修。福岡市のブドウ協会の支部長の園へ視察に行ってまいりました。
 ハウスの中の葡萄は花も終わり実になっていました。わが園はハウスがないので、少しタイムマシンで少しだけ未来に行ける、そんな感じなので、めちゃ勉強になります。
 さあ夏は、わが長崎で夏季研修がありまする。気を引き締めていきましょう。
2013
「総会」と同じく12月某日、鶴で有名な鹿児島県は出水市にて井川ブドウ協会青年部による研修が開催されました。今回は鹿児島の会員さんの脅威の機械化テクニックと、鹿児島女性のワインソムリエ、城下氏によるワインの楽しみ方の講習を受けてきました。
 最初は鹿児島の会員 神之田氏の園の視察です。
何しろスゴイ!!機械化できるところは全て機械化しておました。ご覧の機械は自作のビニール巻上げ機。張ったビニールを自動的に回収しちゃいます。

これ以外にも、ビニールの塊をハウスの屋根へ運ぶ機械や、鉄をレーザーだったかな?で切断する機械など、素晴らしい自作機械の数々。いやあお見事でした。
氏は他にも家まで作っていて、とてもかないません。こんなマメさ欲しいもんです。
 さて会場は直売所に移され、いよいよワインの講習会の開催ですが、これまた自作の薪ストーブ。ドラム缶を利用していますがピザも焼けます。
 さて城下氏の講習会の始まりです。生果の葡萄栽培者としてもワインは興味がありましたが、キチンと学ぶのは初めて。今回は葡萄農家として教養を高める為参戦です。
 ワインのボトルの形状、生産の地方による形状の違い、グラスの違い、もちろん葡萄の種類の違いによる味の違いなど基礎を学びます。
 写真のグラスのシャンパンは、銘柄忘れましたが、ななナント、グラス1杯3000円なり・・・。
ひょえ~、多分個人で注文は出来まっしぇ~~ん・・。
え?味ですか?そりゃああなた3000円の味ですよ。1CCずつ飲むつもりですすりました(笑)

シャンパンは細長いグラスで飲む方が幅広グラスより美味しいのですがなんでか知ってます?
そらあ おそえられまっしぇえん。いつかワイン一緒に飲む時におそえましょう(笑)
 ご覧のパスタは、ブドウ協会のヤングミセスの方々が作っていただいたもの。
ウズラの卵が丸ごと入っている!!っと感動していたらなんとそれはシャインマスカット。
 なかなかクリーム系のパスタに合っていて感動。
 これまた見てくださいよ。このブドウの品種紹介のプレート。専属の女性カメラマンがいらっしゃるということで、彼女の作品なのですが・・。うっとりする魅せ方です。
 ブドウが一番綺麗に見えるのは何と言っても樹上。いやああ素晴らしい出来です。

今回の研修。こういうセンスをもっともっと磨きなきゃと感動しっぱなしの2日間でした。
ご準備頂いた皆さんお疲れ様でした。ありがとうございました。
   



TEL. 090-7165-5732
E-mail. f-o-d.akio@docomo.ne.jp
担当者 辻田 晶夫まで