パパのギター(2008 3・25)
パパこと、私は子どもに「パパ」と呼ばせている。私の少年時代は父のことは、「お父さん」もしくは「お父ち
ゃん」と呼んでいた。「パパ」は呼びたくても呼ばせてもらえない憧れの洋風な呼び方である。(ウチではネ)
したがって、ウチでは私は「パパ」である。
この41歳のパパは,ギターを弾く。小学校6年生の時エレキギターを新聞配達で買って以来(当時でなんと
8万円)28年のギター歴である。しかしいまだ楽譜に書かれている記号は私にとって未知との遭遇。
ほぼ耳コピー専科。レパートリーは10曲も無い。ほんの数曲をベースに28年も弾いているわけだ。
娘や、息子が1歳前後のころ、なかなか泣き止まず、ギターを弾いてあげるとピタッと止まっていたものだっ
た。が、しかし3歳を過ぎた頃彼らに異変が・・・・
朝ギターを弾いていると・・・「パパ、うるさい!!うるさいってもう、ぜんまい侍がが聞こえん」
だそうだ。産まれて3年しかたっていない小娘が、産まれて41回戦を戦っているこの私を、ウザがってい
る・・・。パパのギターを・・・。オムツはいてるくせに・・・。
最近では、言うことを聞かない時に、「ギターを弾くぞ」と言うと、嫌だと言い、言うことを聞くありさまである。
しかしちょっと待て?パパのギターを最初にウザがっていたのはウチの姉貴だった。そのうち妹も。結婚後
少し経つとカミさんまで、私がギターを取り出すと嫌がる。なんでかなァ??
多分、2〜3曲しか弾けないからみんな飽きてるんじゃないかな??
頑張って練習してもう1曲増やすとするか。え?そんな問題じゃない??
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